こんにちは、みほーりーです。
コロナ渦ではありますが、今後収まりをみせた後はまた海外との往来も増えて、海外の方との接する機会ということが増えてくることが予想できますよね。
ただ、外国の方と英語で話す時ってなんか緊張しませんか。日本人との間で話していたリズムとなんか違うし、話そうと思うとなんかすごいプレッシャーを感じるなんてこともあると思います。英語のスキルの有無はもちろんですが、英語がある程度理解できても、やっぱり緊張するってことはあると思います。
私は、社会人になってから海外出張や海外生活をするなかで、こんな緊張をよく感じてはいました。ただ、その中で頑張ってコミュニケーションを繰り返す中で、「あっ、これを気を付ければ、話しやすいかも!」と気づいたコツがあります。
そのコツを簡単に言えば、やっぱり「自己主張」とそれをするための「意見+理由」の考え方です。
今では、メールや電話でも海外の方と話すときは、まずこの考え方をベースにコミュニケーションをやっていて、基本の意識として重宝しています。
この記事では自信をもって自分の意見を伝えて英語でコミュニケーションをするための、「意見+理由」のコツを紹介します。これは考え方の話なので、今回は英語の使い方とかではありません。でも海外だけでなくて、もちろんいつもの日本での会話にも活かせる方法だと考えています。
「海外の方と英語で楽しくコミュニケーションを楽しみたい!」
「もっと、深い会話をできるようになりたい!」
と思っている方に読んでいただければ嬉しいです。
ちょっと勇気を出して、自己主張をしてみて、会話の広がりを楽しんでみましょう!
海外では英語で自己主張することが基本
日本では友人とかと会話するときは、和を保って互いに共感をするようにコミュニケーションをとる傾向があると思います。空気を読んだり、あまり直接的な言葉は使わないようにして、相手の気持ちにも配慮したりすることがありますよね。なので、相手と同意したり、思いを共有することはよくあっても、「私は違うと思うな!」とか直接的なものの表現はあまり多用しない傾向があると思います。
海外ではお互いの文化背景が異なるため、日本でいう行間を読んだり、空気を読んだりすることがありません。すると、自ずと自分の言葉で考えを主張することが基本的なコミュニケーションの形となってきます。
これからは、海外と英語で接する機会は増えてきますよね。コロナ後はまた日本へビジネスマンだけでなくて、たくさんの観光客も日本に戻ってくると思います。また、日本での市場も頭打ちですし、突然仕事で海外に関わる部門に配属されることもあるかもしれません。そうした時のためにどうやって自分の主張をしていくのかということが重要になってくると思うんです!
それでは、具体的なコツをみていきましょう。~
「意見と理由」があることが大事
自分の主張といっても、いきなり何をどうすればいいのかわからないですよね。あまり人前で話さないのに主張するといっても緊張してしまうかもしれません。ここで、伝えたいのは主張は何も演説やプレゼンをするわけではなくて、話すときに「意見と理由」を整理して伝えようということです。
これは本当に些細なことでも大丈夫です。例えば、こんな日常的なやり取りからでも、意識するといいと思います。
友人「やっとお昼だね。えーと、ハンバーグかなあ。何食べるか決まった?」
みほーりー「ほんとだね。うーん、私もハンバーグにしようかな。」
ごくありふれた会話だと思いますけど、あまり会話に発展性が感じられませんよね。
それに対して、意見+理由を入れてみます!
意見:ピンク / 理由:パープル
友人「やっとお昼だね。えーと、ハンバーグかなあ。何食べるか決まった?」
みほーりー「ほんとだね。私はエビフライかな。頑張ってなぁーって思った時は、結構エビフライ食べちゃうんだ。」
友人「へー、いいね!何か小さなご褒美があると、いいよねー!」
2つ目の事例の方が、みほーりーの意見があって、それがあることで本人らしさをもっと表現できると思いませんか。本人らしさがあると、自然とみんなはその人に興味が芽生えると思うし、楽しいコミュニケーションに繋がるんじゃないかなと思います!
興味があるところに、みんなが集まって会話が生まれるというのは、日本であっても海外であってもどこでも同じです!
もうすこし踏み込んで、海外の方との話をする場面でも考えていきましょうー。
英語話すスキルよりも重要なことです
私も、普段の仕事で海外のスタッフとのやりとりを日常的に行っていますが、英語での会話を聞いていると、簡単に言ってしまえば「意見+理由」の応酬でなりたっていると思います。その間に質問とかも入ったりしながら、会話を組み立てているイメージですね。
もし、この会話の中で意見があいまいな形で話をすると、聞いている相手もあなたの言わんとしていることがわからず、つかみどころのない会話になってしまいます。
TAKE①
ジョンさん「みほーりー、来週のチームイベントの企画をしてもらえないかな?」
みほーりー「え、私ですか?うーん。(どうしよう、企画なんてしたことないし、断りにくいし。。)」
ジョンさん「。。もし、嫌ならそう言ってくれればいいんだよ?」
みほーりー「いや、そういうわけじゃ。。(きまずい。。)」
こんな風に、もし「あなたの言っていることがわからない」、「考えがまとまってないの?」、というふうに思われてしまったらもったいないですよね。英語が話せないということならまだいいかもしれないですけど、もし英語をしっかり話しているのに、「意見+理由」の組み立てがなかったら、相手から本当にそのように思われてしまう可能性があります!
TAKE② 意見:ピンク / 理由:パープル
ジョンさん「みほーりー、来週のチームイベントの企画をしてもらえないかな?」
みほーりー「え、私ですか?そうね、楽しそうだからやってもいいですよ。でも、初めてて自信が無いから、だれかサポートしてくれる人をアサインしてくれませんか?
エミリーさん「じゃあ、私がヘルプするわ。前回は私が企画したからね。」
みほーりー「ありがとう、助かる!一緒に頑張ろう。」
ジョンさん「よし、じゃあ二人でよろしくね!」
意見と理由をいれたら、会話が生まれて、良い結果が生まれる可能性がグッと高まると思いませんか。私も海外の方と話すときは、相手も自然とそのように話している感覚があります。もちろん、何かを断りたいのであれば、その理由をちゃんと言うことができれば、問題はないですよ。あくまで会話の一部分です。
というわけで、英語自体の勉強も大事ですが、それ以上に大事なのが自分を主張できる考え方を日本語でもいいから普段から練習しておくのがいいと思います。これができれば、そのあとに英語を勉強しても、スムーズに会話ができると思います。
日本語での会話と頭の使い方が異なったりするんで、最初は頭がつかれるかもしれないですけど、徐々に慣れるし、これも英語脳を作るためのステップかなと思っています。
これからは日本も個人としての主張が大事になるはず!
日本もこれからは本当に大きな変化が訪れると思います。私も社会人をして10年以上たっていますけど、この間にも大きく変化が起きています。
初めは会社でも組織の中の一員という形で、いつもグループの中で決められた自分の役割をいかにこなすかということを一生懸命やっていました。でも、ほどなくして組織も変わって、組織改革もあってフラット化が一気に進んで、気づいたら今までの組織もなくなっていました。
そうすると、業務も過去に決められたことをやるというよりも、自分で考えて何かを作り上げて行くことが大切になっている気がします。色々な働き方も増えているし、転職も当たり前の光景になりました。尊敬する先輩もたくさん転職しちゃいましたし、新しく入社する方もいます。そんな時代な中、自分の主張が必要な機会はどんどん増えていきそうな気はしています。
そんな考え方は、実はグローバルでは基本的な考え方だから、今がこれを意識するにはいいタイミングなんじゃないかなと思います。
まとめ
この記事では海外の方とコミュニケーションをするときは、「意見+理由」を組み立てて話すことが大事だということを紹介させていきました。このベースがあった上で、英語の勉強を進めた方が英会話はもっと上達すると思います。
日本でははっきりと意見を主張しなくても、会話は成り立つことが多いです。それでもやっぱり自分の意見を入れながら話すことで、自分らしさが出てきて、相手からも興味を持ってもらいやすくなるんじゃないかなと思いますので、是非意識してみてくださいね。
よく日本で英語を10年勉強しても全然しゃべれるようにならないという話がありますけど、それは「意見+理由」ができているか否かということも、関係しているんじゃないかなと思います。これさえできれば、英語ベースの学習がしっかり日本人でもすぐに上達できると思いたいですね。
大学の時、海外からくる留学生が1年位で驚くくらい上手に日本語を話していました。おそらく、「意見+理由」という自分の考え方は備わっていて、 それを表現するために日本語を当てはめていく、ということだったから上達が早かったのかもしれない、と今なら思います。
別の記事で、ネイティブの方と英会話するときに意識しておくとよいことについて、書いていますので、よかったらこちらも見てみてくださいね!
わたしも日々勉強中です!みなさんも一緒に頑張っていきましょう!
それでは、また(^^)/