こんにちは、みほーりーです。
英語学習に取り組んでいる方でしたら、洋書を読んでみたい、或いは既に読んでいる方もいると思います。みほーりーも、常に洋書は手元に一冊おいておいて隙間時間に読めるようにしています。英語を学ぶために単語帳や英字新聞記事を読むのもよいですけど、ストーリーを楽しんだり、新たな知識を得ることができるという点で洋書を読むのは楽しいですよね。
そんな魅力的な洋書ですが、一度読んだからといってそれで終わらせてしまうのはとってももったいないです!みほーりーがおススメしたいのが洋書を繰り返して読むこと。今回の記事は、洋書を何度も読むことで得られるメリットについて紹介したいと思います。
洋書を読む目的
本を読みたいのであれば、文庫本や単行本を読めば日本語で快適に楽しむことができますよね。それでも、やっぱり洋書を読みたいと思う皆さんは、きっと英語学習に役立てたい!というもう一つの目的もあるはずです。
洋書の場合は ストーリーを追うだけではなく、自分の知らない英単語を学習したり、普段使わない生きた英語の文章に触れてみたり英語のスキルアップにつながることを期待している方も多いはずです。
洋書を読む目的
- ストーリーを楽しむこと
- 英単語を覚えること
- 活きた英語の文章に触れること
ただ、普段は読み慣れていない洋書を一度読むだけだと、もしかしたらストーリーを追うだけでも大変と感じることもあるかもしれません。その場合は、内容を完全に理解できないままになってしまったり、最悪の場合は途中で挫折してしまうこともあるかもしれません。
なので、初めからこの本は複数回読むと決めた上で、洋書の読書に取り組むのはおススメです。その時のアプローチとして意識することを説明していきますね。
初回の読書はストーリーを楽しむ
洋書を初めて読むときに単語を都度辞書で調べると、読むペースも遅くなり、なかなか読み終えることができません。読書に対する負担も大きくなり挫折する可能性も高まるかもしれません。なので、初回の読書時は分からない英単語があったとしても、まずはストーリーを追うことに集中し、最後まで読み終えることを優先していきましょう。
本を読み終えた時に感じるのは、達成感ですよね!みほーりーは途中まで内容になかなかついていけないと感じていても、最後の1ページを読了した時、最初から最後までのシーンが一本のストーリーに繋がる感覚が結構好きです。
ただ、慣れない洋書を一度読んだ段階では大枠のストーリーは把握できたとしても、各章の細かい内容は実はそんなに理解できていないかもしれません。ここで洋書から離れてしまったら、その内容やそこに使われている英語表現を学ぶ大切なチャンスを失ってしまいます。なので、是非もう一度読書にチャレンジしてみましょう!
洋書をもう一度読むメリット
洋書を複数回読むことのメリットはたくさんあります。一つ一つ見ていきましょう。
英単語が理解できるようになる。
洋書を最初に通して読んでおくと、先のストーリー展開がわかっている分、文脈から単語の意味を理解しやすくなるようになります。その言葉は肯定的なのか否定的なのか、その場面のシーンから想像もしやすくなりますし、その後に単語を辞書で調べたときの納得度が変わってくると思います。
再読するときは、このように知らない英単語を拾っていくように、辞書で調べていくような読み方も適していると思います。
単語帳だと単語の意味しか書いていなく、活きた文脈と関連付けもできないので、(わたしは)なかなか覚えられないんです。。洋書の文章から覚えるのが一番定着しやすいのかなと思います!
英語表現を楽しんで、登場人物の心情がより深く理解できる
洋書では、作者独自の嗜好が表現された英語で溢れています。試験勉強で誰もが覚えたことある動詞句や活用形を、本の中の登場人物を活き活きとして描写するために使われていると、営業表現の学習により興味を持てます。
全体のストーリーを理解した上で英語表現の理解ができてくると、登場人物の細かなセリフや場面の描写への感情移入もできてくるようになるので、本へのより深い理解にも繋がります。
初回読書時からの自分のレベルアップを実感できる
洋書の読書を継続する上でモチベーションを維持するにはある程度の達成感を感じていくことが大事です。もちろん、まず目指すべき目標は最後まで読み切るということ!でも、少しレベルの高い本を選んだ時は、読み終えた段階でも実はあまり理解できていなかった内容もあるはず。
そんな時に、二回目を読んでみるときに、以前難しいと感じていた英語がより理解しやすくなっているのに気づくはずです。それは、つまり自分の英語が上達したとと感じること。再読するときは、一つ一つの単語や英語表現を自分のものにして、レベルアップをしていきましょう!
繰り返し読むことを前提に洋書選んでみよう
みほーりーは最近、仕事では限れた実用的なビジネス英語しか使用しなくなる一方、その他テーマに関する英語から遠さがっていました。たまに、ふと英語で仕事以外の話をすることになったときに言葉がでてこず、戸惑いを感じることもあります。そのように、使わずに失われていく英語に危機感を感じることもあります。
そんなことを考えながら、今では英語表現を習得する、という目的で繰り返し読める洋書を選ぶことを意識しています。テーマとしては自分が興味があるものはもちろん、自分の実力より少し背伸びしているようなレベルの本が良いと思います。平易すぎると、英語として学習できることが限られるので、そもそも2回目読もうと思わないかもしれません。
本を選び方ですが、アマゾンの洋書コーナーに人気の洋書が英語難易度別に洋書が紹介されていますので、まずはここから興味のあるテーマから選んでみるとよいと思います。
みほーりーはウォーキングが大好きなんですが、歩くことについての歴史を、先史時代の人類から現代まで幅広いテーマで記述している『Wanderlust』という本を選びました。いま、2周目を読んでいるところです。知識の宝庫と呼べるくらいの多様なトピックの魅力的なお話が詰められていて、何度でも読むことで教養も深められると感じる一冊です。著者のレベッカ・ソルニットさんは、文章もなかなか難解ではありますが、その言葉の使い方を理解できるようになった時は、自分のなかで英語表現の世界が広がる感覚があり結構嬉しいです。
ちなみにこの本は、たまたま新聞を読んでいた時に翻訳書が紹介されていて、思い切って原著で読んでみようと思って購入しました。読書をしようとあらかじめ考えておくと、何気ないときにアンテナが反応しますよ(笑)
まとめ
皆さんもきっと、好きな映画や漫画があれば繰り返してみたり読んだりして、お気に入りのシーンをあとで思い返したりしますよね。気づいたら作品をもう一度見なくても、好きなシーンを記憶、好きな登場キャラクターのセリフも覚えてしまっているかもしれません。
洋書でも同じように、長く付き合えるようなお気に入りの洋書に出会えたらよいなと思っています。みなさんも充実した洋書の読書生活がスタートできることを願っていますね!
洋書を読んでみることについて、以前書いたこちらの記事でも紹介していますので、よかったら読んでいただけると嬉しいです↓
それでは、また(^^)/