こんにちは、みほーりーです。
みなさんはお気に入りのコーヒー豆ってありますか? 深煎りが好きとか、酸味があるのが良いとか、濃くないのがよいとか、色々な好みはあると思います。
みほーりーは普段はエスプレッソマシンでラテを作っていますが、週末はドリップコーヒーを淹れて、スロータイムを楽しむことが多いです!ドリップするときのゆったりした時間や、豆から抽出されていくコーヒーを眺めているのもなかなか心地よいです。
そんなドリップコーヒーをするときに華やかな香りで特別感を味わえるのがモカコーヒーです。コーヒー好きな方はもちろん、普段あまりコーヒーを飲まない方でも、きっと好きになれるモカコーヒー。今回は、その歴史にも触れながら紹介していきますね。
モカコーヒーってどんなコーヒー?
「モカコーヒー」は主に中東のイエメンやアフリカのエチオピアで生産されるコーヒー豆のことです。厳密にはモカコーヒー豆はイエメン原産のコーヒーの木からのみ採れますが、エチオピアのコーヒー豆も同様の風味があることから、両国で栽培されたコーヒーにモカという名前がついています。
モカコーヒーのちょっと気になる歴史
モカというのは現在のイエメンにある町で、15世紀頃からエチオピアとイエメン産のコーヒー輸出をしていました。18世紀頃までは、モカ港から出荷されるコーヒーは欧州で大変な人気となりモカも商人で溢れる町として栄えていたようです。
特にオスマン帝国による統治が続いていた16世紀以降には、イエメンで栽培されるコーヒーの木が国外に流出しないように厳しく管理がされ、その結果モカコーヒーがヨーロッパと世界各国に独占的に供給されていきます。
ただ、徐々にオランダ商人の勢力が高まる中、コーヒーの木もオスマン帝国外への流出されることになり、コーヒーの栽培が世界各国に広がります。すると、モカ港の相対的な地位が徐々に弱まっていくことになります。19世紀初頭ころからは港としての役割を終えましたが、その後もエチオピアやイエメンで栽培されるコーヒー豆には「モカ」という名前が付けれられるようになりました。
ちなみに① カフェ・モカの「モカ」はどこから?
モカコーヒーと聞いておそらく多くの人が思い浮かべるのがカフェで作ってくれるチョコレート味のカフェ・モカですよね! ただ、実際はカフェモカは、いつだれがそのように名前を付けたのかというのは実はわかっていないみたいです。
18世紀にモカ・コーヒーの欧州での人気が高まっていたころ、モカの甘い香りがチョコレートの風味を感じさせるということで、チョコレートをブレンドするババライサ(Bavareisa)というドリンクはあったようです。
それが、イタリアへ伝わり、エスプレッソにチョコレートと生クリームをグラスに注いだビチェリン (Bicerin)とうドリンクが生まれました。後にカフェラテが浸透したあとに、チョコレートを加えるカフェ・モカになったと考えられます。チョコレートを想起させるモカコーヒーから、モカの名前が採用されたんでしょうね。色々な想像を働かせることができますね(^^)/
ちなみに② モカコーヒー x インドネシア
イエメンからインドネシアへオランダ商人によって持ち運ばれたコーヒー豆が、ジャワ島で栽培されたのが、有名なモカ・ジャバ・コーヒーみたいです。力強い風味で人気ですよね。
モカコーヒーの魅力的な味わい
モカコーヒーの味を一言で表すとしたら、他のコーヒーと一線を画す特徴華やかな香り!豆を袋から取り出した瞬間から心地よい香りを感じることができて気持ちも昂ります。飲んでみると口当たりなめらかでありつつも、スパイシーな味淡いで、チョコレートのような甘みも感じて、普通のコーヒーとの違いが際立ちます。
コーヒーは濃くて、苦いからあまり飲まないと思っているかたこそ、モカコーヒーを試しに飲んでみたら、少しコーヒーのイメージが変わるかもしれないですよ!
モカコーヒーを飲んでみよう
みほーりーがモカコーヒーの美味しさに初めて惹かれたのは、以前(といっても、、、10年位前?)スターバックスでアラビアンモカサナニというイエメン産コーヒー豆のドリップを飲んでみた時のこと。
いつもは、ハウスブレンドやカフェベロナとかの定番のコーヒー豆を楽しんでいたんですが、アラビアンモカサナニを飲んでみた時の際立って華やかな香りとスパイシーで複雑な味がこれまでに体験したことのない感覚で驚かされました!しかも、価格も他の豆の二倍くらい高くて、それもまた特別感を感じさせる一因だったと思います。当時は特別な時に飲んでみようと思わされたコーヒー豆でした。
しかし、、とっても残念ながらアラビアンモカサナニはスターバックスでは、今は販売中止。。
別のモカコーヒー豆を探すにしても、インスタントコーヒーとかでモカブレンドというのはあるけども、ストレートの豆はなかなか販売していないんですよね。
そんな中、ついにみつけたのがカルディーのフローラルモカ!こちらは、イエメン産ではなくエチオピア産の豆になりますが、モカならではの華やかで甘い香りを楽しめます。
【浅煎り】花のように華やかでエレガントなフレーバー
フルーティなナチュラルモカコーヒーと、軽やかなウォッシュドモカコーヒー、精選方法の違う豆をブレンドしました。
花やベリーを思わせるフレーバーに、後味は赤い果実を漬け込んだフルーツティーや甘口ワインのよう♪
軽やかでさわやか、花のような華やかでエレガントなフレーバーをお楽しみください。
身近で手に入れることができるモカコーヒー豆に巡り合うことができてうれしいです!モカコーヒーが気になる方は、フローラルモカから試してみるのがおススメですよ。
アイスコーヒーがおススメ
まだまだ、暑い日が続きますよね。みほーりーの最近の楽しみは、ハンドミルで挽いたモカコーヒーをハンドドリップでアイスで淹れることです。モカコーヒーの香りと果実味のある味わいはアイスでも楽しめますよ!ケーキやプリンなどのデザートと合わせても美味しくいただけます。食後のコーヒーというよりは、デザートと一緒に飲むと良いかなと思います!
まとめ
今回はみほーりーがおススメのモカコーヒー豆を紹介させていただきました。普段は紅茶も良く飲むので、たまに飲むコーヒーを目一杯楽しむためにお気に入りの豆を選んでいます。
そんな時に特別感を感じるモカコーヒー、是非皆さんも試してみてくださいね。モカ港からの貿易で繁栄した歴史に思いを馳せると、更にコーヒーの味にも深みを感じるかもしれませんよ(^^)/
みほーりーが今気に入っているのはフローラルモカですが、他にも美味しいモカコーヒー豆があれば試していきたいです。もし、おススメの豆があれば是非教えてください!
コーヒー豆の選び方についての記事も書いているので、よかったら覗いてみてくださいね。
それでは、また(^^)/